「つみたて投資って、老後資金のためのものじゃないの?」
そんなイメージ、ありませんか?
確かに、つみたてNISAやiDeCoは老後資金形成を目的とした制度です。
でも実は、10年以内にかなえたい中期的な目標にも、積み立て投資は強い味方になります。
この記事では、投資初心者が知っておきたい
「中期目標を叶えるための積み立て活用術」を、図や表を使いながら分かりやすく解説します。
✅ 目次
- 1. 積み立て投資=老後資金だけじゃもったいない!
- 2. 中期目標ってどんなもの?
- 3. 中期目標に向いた投資戦略とは?
- 4. 中期投資プランの立て方(実例あり)
- 5. 注意点|老後資金との“混同”に注意!
- 6. まとめ|夢や目標を積み立てで実現しよう
1. 積み立て投資=老後資金だけじゃもったいない!
投資を始めたばかりの方の多くが、「老後資金対策」としてつみたてNISAやiDeCoを活用しています。
それはとても良いスタートですが、10年以内の“ライフイベント資金”にも投資は使えるということは意外と知られていません。
2. 中期目標ってどんなもの?
中期目標とは、おおむね3〜10年以内に叶えたい資金ニーズのことを指します。
老後資金が20年以上先を見据えるのに対し、中期目標はもっと身近な「夢」です。
中期目標の具体例
| 目標 | 必要資金 | 時期の目安 |
|---|---|---|
| 結婚資金 | 100万〜300万円 | 2〜5年以内 |
| 教育資金(中学〜大学) | 200万〜500万円 | 5〜10年以内 |
| マイホームの頭金 | 300万〜1000万円 | 7〜10年以内 |
| 留学や起業資金 | 100万〜500万円 | 3〜8年以内 |
📌 これらの目標には、「銀行預金だけでは物足りない」という人が増えています。
3. 中期目標に向いた投資戦略とは?
老後資金とは違い、**「数年後には使う予定があるお金」**が中期資金です。
そのため、以下のような戦略が向いています。
📌 ポイント1:リスクを抑えた投資先を選ぶ
- インデックスファンド(全世界株 or バランス型)
- 債券多めのファンド(株:債券=50:50など)
- 定期的なリバランス
📌 ポイント2:投資期間とリターンの目安を明確に
中期目標では「年利3〜5%」を目安にし、リスクをとりすぎないことが大切です。



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